ふぇぶれはこう考える

飲食店におけるサービスする側とされる側の話を主に。

値段の高い店がよくて、値段の安い店はだめなのか?

なんとなく大人になるとフレンチ食べたり、イタリアンいったりしてお洒落な気分味わうことってあると思うんですけど、そういうお店に行ってる人が勝ち組で、チェーン店とかに行ってばかりの人が負け組っぽい雰囲気おかしいよね。


ある程度の客単価の店で実際に働いていた側として思うのは「味もわかんないくせに浅はかな知識を自慢気に話すバカ」がすごく多いってこと。


お客さん側は考えたことないかもしれないけど、店員ってめっちゃ客の話聞いてます。


好みなどを読み取ったり、コースだったら食べるスピード見極めたりもしてるから自然にもちろん会話も耳に入ってきますし。


何より店員の楽しみってそれくらいしかないんですよ。毎日毎日店と自宅の往復で単調な日々。


変わるのはお客さんくらい。


そうなれば自然とお客さんの話に興味津々。

そんな中、自分の浅はかな知識がどんだけプロに聞かれてるか考えてみてください。めちゃ恥ずかしいですよね。


雄弁は銀、沈黙は金とは本当にその通りだな、と。

店に行ったらウンチクなんか話さずに大いに食べて飲んで楽しめばいいんです。 


そう考えたら店のレベルもへったくれもないんですよ。身の丈に合ったお店で自分なりに楽しめばいい。


じいさんとばあさんが2人で切り盛りしてるような定食屋でご飯食べるほうがよっぽど落ち着くし、心あったまるなんてこともあるわけで。



高級なお店で食事をすることがステータスって思ってる人は一度考えてみてほしいわ。